院内紹介
In-Clinic
「通いやすい歯医者」を目指して
歯が大切であると思っていらっしゃる方は多くても、歯科医院に好んで通いたいという方は少ないと思います。みなさんに少しでも通いたいという気持ちを持って頂けるように「歯科医院らしくない」歯科医院を建築士さんにお願いしました。
外観
「歯科医院らしくない」を体現した外観です。特徴的な形なので迷われることはないと思います。
フラットな床
歯科医院は床下に大きなパイプを通す必要があるため、床の高さをあげなければいけないことがほとんどですが、車椅子の方やベビーカーを使用される方に配慮し、フラットな歯科医院を作製しました。
長めの軒
雨も雪も結構多い街金沢。できるだけ患者さんが濡れないように軒下を長く作って頂きました。車椅子をご利用の方は入り口横の軒下を是非活用ください。入り口でお困りの方がいたら早く気付いてお助けできるように防犯カメラも設置しました。
待合室1
コロナ禍に設計を始めたこともあり、待合室は広めです。建築士さんに「冬にクリスマスツリーを飾りたい」とお伝えしたらこのような待合室になりました。どうしてもお伝えしたいのでこちらに書きますが、床暖房です。冬は暖かいです。
待合室2
清潔感、リラックス、自然をイメージした待合室です。壁のガラスにはフェイクグリーン(人工植物)を敷き詰めてもらいました。壁なのに圧迫感を感じさせない素敵なデザインです。
キッズスペース
子供は何故か秘密基地が大好きですよね。当院は医療施設なのでそんなに冒険はして頂けませんが、診療前にリラックスして頂いたり、ご家族の診療を楽しく待って頂ければとの思いで待合室にキッズスペースを設置しました。左右のドアはカウンセリングルームと診療室にそれぞれ通じています。
おむつ交換台&多機能トイレ
乳児と一緒に行動される方は、常にどこでおむつの交換ができるかを考慮しながら生活をされていると思います。当院はもちろんおむつ交換台を設置しています。また車椅子の方や介助される方のための広めのトイレ、女性用のトイレも別室に準備しております。写真には写っていませんが、多機能トイレ内にはもちろんベビーチェアがあります。
設備紹介
Facility
こだわりの設備
ポセイドン
目に見えないこだわりを患者さんにお伝えするために、待合室に設置しました。見た目はただの箱ですが、院内の水を中性電解水にするすごい機械です。中性電解水とはざっくりというと、中性の次亜塩素酸水で、体への悪影響はなく、強力な殺菌力のあるお水です。無味、無臭、無刺激、止血効果もあり、うがいにも使える頼もしい存在です。
X線撮影室
正しい診断を行うためには、豊富な知識と正確な情報が不可欠です。当院のCTは高画質で低被ばくという優れもので正しい診断を行うためのサポートをしてくれます。嘔吐反射が強い方にはお口の中にフィルムを入れることなく口腔内の部分的な撮影を行えます。この機能は現時点(2022年4月)ではこの機種だけなんです。車椅子のまま入ることができるようにかなり広めの大きさです。
ミーレ
歯科治療に使う器具は繊細かつ尖ったものが多く、院長は器具の取り扱いにはうるさいので洗浄はスタッフを悩ませる仕事の一つです。スタッフの安全に配慮しつつ洗浄の徹底のために歯科用のミーレも導入しました。タンパク質が固まらない低温の水で汚れを洗い流した後に93℃という高温で熱水消毒を行う、家庭用のミーレとは違い医療施設のためのミーレです。値段も桁が違い度肝を抜かれました。
診療室
落ち着いた雰囲気をイメージしました。普段の治療、メンテナンスは半個室で、インプラントなどの処置は個室で行います。
口腔外バキューム
歯科治療はなにかと飛散するものが多いのですが、しっかり全てを吸引してくれます。将来的には全ての治療台に備えつけることができるようにこっそり準備を進めています。
滅菌スペース
どれだけ滅菌洗浄に気を使っても、滅菌された器具と洗浄前の器具を同じスペースで扱うことは望ましくないと考えました。
そのため
- 器具の洗浄を行うスペース
- 洗浄後の器具を個別に仕分けるスペース
- 滅菌された器具を保管するスペース
- お口の型取りに関する物品を扱うスペース
- 型取りをした後のものを扱うスペース
ポータブルX線撮影装置
訪問診療でも適切な診断を行うためにX線撮影機は必要です。一昔前のSF特撮映画の光線銃そっくりですが、持ちやすくブレず撮影を行うことができるので本当に助かっています。
訪問診療ユニット
訪問診療で、歯を削ったり歯石取ったりする際に用いる機械です。院内の治療ユニットと遜色のない能力を発揮してくれます。少し年季が入っていますがメンテナンスのおかげでまだまだ現役です。